『デュエル・エクス・マキナ』というカードゲームに最近ハマってる話

『デュエル・エクス・マキナ』は、3月末にリリースされた、スマートフォンでプレイできるカードゲームです。

開発会社の回し者ではありませんが、GW前ごろからプレイを始め、ここ3週間ほどは家族が引くレベルでハマってます。

トレーディングカードゲーム(TCG)について

この手のカードゲームは「トレーディングカードゲーム(TCG)」と呼ばれるそうです。

遊戯王』(*1)や『ヴァンガード』(*2)をご存知の方にはイメージが付くでしょうか。

ざっくり言うと、カードがいっぱいあって、自分で「デッキ」を作って、相手と対戦するゲームです。

世界的には、1993年に発売された『マジック:ザ・ギャザリング』が「トレーディングカードゲームの発祥」と云われているそうです。

私は、遊戯王の漫画は読んでいましたが、TCGそのものをプレイしたことは、『デュエル・エクス・マキナ』以前では、片手で数えるほどしかなかったと思います。

『デュエル・エクス・マキナ』のプレイ感

『デュエル・エクス・マキナ』を初めてインストールしたばかりの頃は、「なんて面倒くさいゲームなんだ」と思いました。
正直に書くと今でも、合間合間にライトに楽しむソーシャルゲームとしては、要求されるプレイ時間や集中力が厳しすぎるゲームだと思います。

1プレイは、速いときは5分程度で終わりますが、長期戦になると30分ぐらい掛かってしまうこともあります。
また、30枚のカードから成るデッキの構築作業も、初心者には面倒すぎる作業でしょう。
最初から使えるデッキのレシピがいくつかあるので、最初はそれを使えば良いのですが、バトルや「召喚」で手に入れたカードを使いたいと思うと、自分でデッキを作りたくなるものです。

あと、ルールがそこそこ複雑で、カードの効果も多彩なので、学習コストも高いです。

(他のカードゲームはプレイしたことがないのですが、どれもこんなものでしょうか)

どんな人に向いてそうか

裏を返せば、時間を掛けようと思えばいくらでも掛けられる類いのゲームだと思います。
ソシャゲによくある「行動力」のような概念も無いですし。

カードの効果や5つある各勢力同士の相性など、戦略的要素に富んでいるので、凝り性な人に向いてそうです。

やや詰将棋的な要素もあるので、将棋や囲碁、麻雀などのボードゲームが好きな人にも好まれそうです(*3)。

今後どのようにプレイしていくか

『デュエル・エクス・マキナ』では、コロシアムでまだ最高ランクに達していないので、それを当面のゴールとしています。
色々デッキを組み替えて挑戦してみましたが、どうにも勝ち進められず、一旦、諦めました。

イベントやデイリー・ミッションなどをこなしながら、コツコツとデッキを強化して、いつか再挑戦しようと思っています。

終わりに

最近けっこう時間をかけてしまっているのと、「やり過ぎないように気をつけよう」という自戒の意味も込めて、紹介風の記事を書いてみました。

お暇な方はプレイしてみて下さいませ。

Enjoy!

脚注

*1:参考:遊戯王総合サイト

*2:「カードファイト!! ヴァンガード」 公式ポータルサイト

*3:自分の場合、某マンガ作品の影響で囲碁には一時期ハマっていたことがあります。

「小説家になろう」で『本好きの下克上』を読んだ

本好きの下克上』は、「小説家になろう」という有名な小説投稿サイトで2013年9月から今月12日まで、およそ3年半に渡って連載(?)されていた大長編ファンタジー小説です。

TOブックスにて、現時点で第3部の途中まで書籍化されており、コミックス、ドラマCDと他メディアへの展開も進んでいるようです。

今も「小説家になろう」で全編を楽しむことができるのですが、なんと570万字も有り、読了まで軽く一人月はかかりました。*1

それを最近1ヶ月ほどの期間で、休日を中心に多大な余暇時間を注ぎ込んで読破したので、大変疲れましたが、満足度は高かったです。

というわけで、ネタバレにならない程度に感想などを書いておこうと思います。

読み始めたきっかけ

小説家になろう」というWebサービスについては、ここ2年ぐらいでちょくちょくチラ見するようになった程度の利用具合でした。
100万字を越える長編の存在も知ってはいましたが、"沼"だなと思ったのと、他に読みたい本などがあったので、あまり本腰を入れて読んではなかったです。

そんな自分が読むきっかけになったのは、最近、自分の周りに「なろう愛読者」の方々がちらほら増えて、オススメされたことです。

つまらなかったら途中で止めていたでしょうが、無理して夜な夜な読むほどには面白かったです。

ちょっとだけ内容紹介

昨今流行りの「異世界転生」モノです。
私たちが住んでいる世界で死んでしまった人が、ファンタジーな世界に転生して、転生前の知識・記憶を活かして他の人にはできないようなことをする…というようなジャンルの小説です。

主人公の「本好き」という性格が、他のファンタジー小説と一線を画するポイントです。
転生前から周りが引くレベルの本好きだった主人公は、中世ヨーロッパぐらいの文明レベルの、識字率が低い世界に転生して、本が読めないどころか、文字を目にする機会も少ないという事実に絶望します。
そこから紙を作り、印刷技術を発明して、自分の図書館を作るために奮闘します。

「ないなら作ればいいじゃない」という主人公の言葉は、エンジニア心をくすぐられました(笑)

とっても長い作品ですが、全体で5部に分かれています。

どの辺が良かったか

箇条書きにすると下のようなところでしょうか:

  • ラノベらしい個性的なキャラクター群
  • 笑い有り、涙有り、予想もつかないストーリー展開
  • 緻密で一貫性のある世界設定

1つ目については、まあ、そんなに補足すべきこともないかと思います。
ラノベに限らずキャラが立ってる作品は面白いですよね。

2つ目については、笑いはキャラの個性から来るものが多いと思います。
涙については、感動的なシーンが随所にあるので、ぜひ読んで確かめてもらえればと思います。
トーリー展開については、割と予想だにしない流れで話が転換するので、「そんなのアリかよ」と思いつつ楽しめました。

3つ目の世界設定については、ファンタジーだとややもするとご都合主義的になっちゃうことがあるかと思うのですが(*2)、神々やら神話やら魔力の設定やら、割と首尾一貫した納得の行くものでした。
インターネットを検索してみるとWikiも有るようで、設定に関する情報もありそうです。*3

お楽しみポイント

やや分析的になるのですが、どの辺が面白要素なのかという考察めいた解釈を述べます。

主人公は転生後に幼女となっていますが、元の世界で人格が完成されていて、したたかでイイ性格しています。
そんな主人公が元の世界で得た知識を活かして大人たちを驚かせ、成り上がって行くところは、「チート要素 + 下克上感」が楽しめるポイントと言えるでしょう。

また、主人公は高熱に罹りやすいという奇病に冒されていますが、これが主人公の能力に関係しています。
物語の中盤以降では、それによる「無双感」もちょっと楽しめます。

その他思ったこと

第2部ぐらいまでは比較的地味な話だと思いましたが、第3部ぐらいからは魔法などビジュアルが活きそうな要素が増えてきました。
もし映像作品にするなら、その辺からスポットを当てると映えるかなあとかぼんやり想像しました。

結びに

だいぶお腹いっぱいな気分なので、しばらくこの規模の作品は読みたくない気持ちです。

脚注

*1:一人月は8時間 x 20営業日とすれば160時間ですが、ざっくり計算で120時間以上はかかったと思います。

*2:個人の意見です。

*3:ネタバレを恐れてWikiの中身はほとんど見ていません。

ID変わりました。

改めまして、こんにちは。

id:key_amb から id:progrhyme に変えました。
はてなIDだけでなく、Twitter, GitHubなどよく使うサービスは別アカウントを作るかIDを変更し、絶賛移行中です。

初めて別アカウントを作ったのは、前の前の週末頃です。

だいぶ見切り発車で、全然移行の完了目処は立っていませんが、後悔はしていません。…たぶん。

なんで変えたの?

前のやつも、まあ、それなりに愛着はあったのですが、一番の理由は間に区切り文字 _ を入れたことによる後悔ですかね。

気にするほどでもないといえばそれまでですが、色々ネットで活動されている方々を見ていて、区切り文字のない自分だけのネームスペースに対する憧れのようなものが、最大の理由だったと言えるでしょう。

そういえば、 key_ambGoogleアカウントが取れなかった、というのも、理由の1つにありました。
マイナーなサービスならまず被らないのですが、人が多いサービスだと既に取られていることがあります。

“progrhyme” って何?

造語です。
ある2単語の組み合わせです。

ここまで言ってスペルを見てもらえればすぐにバレると思うので明かしますが、 program + rhyme です。

自分の特徴を示す言葉として、「プログラマっぽい言葉」と「文芸創作家っぽい言葉」を組み合わせようと思って、小一時間ぐらい考えて決めました。

誰かと被ってないかは https://twitter.com/progrhymehttps://github.com/progrhyme を叩いて判断しました。

新しくアカウント作る必要あったの?

はてなカクヨムなどではIDの変更ができなかったので、新規に作成する必要がありました。

それ以外のサービスは、たいていIDの変更も可能でした。
実際、作り直さずID変更で移行したものもあります。(後述)

ただ、GmailGitHubは、突然変えると弊害がありそうなので、新アカウントを作って移行期間を設けた方がいいだろうなと思いました。

また、Twitterについても何か弊害がありそうだなと思ったのですが、特になかったかもしれません。

それ以外でも、外部からURLなどで参照されているサービスのアカウントは気をつけた方がよさそうです。
例えばQiitaとか、IDの変更機能はありますが、どうなるかちょっと読めませんね。。

ID変更で移行したサービスの例:

  • 外部にIDさらしてない … IFTTT, Trello, …
  • 外部にIDさらしているが、利用頻度低 … Instagram, Tumblr, DISQUS, …

今後の移行プラン

今後は、それぞれのサービスで活動するときに新アカウントの方にしていくつもりです。
IDを変更/作り直ししてから、まだ活動してないものも多いですが、GitHubなどIDを作り直す対応をするものは、新アカウントを作成済みです。

今のところ特に実害は出てなさそうなので、できるところからちょっとずつやっていくつもりです。

GitHubリポジトリを全て新アカに移し終えれば完了かなと思いますが、1年ぐらいはかかるんじゃないかな、と思っています。

結論

IDはよく考えて決めましょう。